出エジプト記36-38、マタイ 23:1-22

出エジプト記

第36章

36:1ベザレルとアホリアブおよびすべて心に知恵ある者、すなわち主が知恵と悟りとを授けて、聖所の組立ての諸種の工事を、いかになすかを知らせられた者は、すべて主が命じられたようにしなければならない」。
36:2そこで、モーセはベザレルとアホリアブおよびすべて心に知恵ある者、すなわち、その心に主が知恵を授けられた者、またきて、その工事をなそうと心に望むすべての者を召し寄せた。36:3彼らは聖所の組立ての工事をするために、イスラエルの人々が携えてきたもろもろのささげ物を、モーセから受け取ったが、民はなおも朝ごとに、自発のささげ物を彼のもとに携えてきた。36:4そこで聖所のもろもろの工事をする賢い人々はみな、おのおのしていた工事をやめて、36:5モーセに言った「民があまりに多く携えて来るので、主がせよと命じられた組立ての工事には余ります」。36:6モーセは命令を発し、宿営中にふれさせて言った、「男も女も、もはや聖所のために、ささげ物をするに及ばない」。それで民は携えて来ることをやめた。36:7材料はすべての工事をするのにじゅうぶんで、かつ余るからである。
36:8すべて工作をする者のうちの心に知恵ある者は、十枚の幕で幕屋を造った。すなわち亜麻の撚糸、青糸、紫糸、緋糸で造り、巧みなわざをもって、それにケルビムを織り出した。36:9幕の長さは、おのおの二十八キュビト、幕の幅は、おのおの四キュビトで、幕はみな同じ寸法である。
36:10その幕五枚を互に連ね合わせ、また他の五枚の幕をも互に連ね合わせ、36:11その一連の端にある幕の縁に青色の乳をつけ、他の一連の端にある幕の縁にも、そのようにした。36:12その一枚の幕に乳五十をつけ、他の一連の幕の端にも、乳五十をつけた。その乳を互に相向かわせた。36:13そして金の輪五十を作り、その輪で、幕を互に連ね合わせたので、一つの幕屋になった。
36:14また、やぎの毛糸で幕を作り、幕屋をおおう天幕にした。すなわち幕十一枚を作った。36:15おのおのの幕の長さは三十キュビト、おのおのの幕の幅は四キュビトで、その十一枚の幕は同じ寸法である。36:16そして、その幕五枚を一つに連ね合わせ、また、その幕六枚を一つに連ね合わせ、36:17その一連の端にある幕の縁に、乳五十をつけ、他の一連の幕の縁にも、乳五十をつけた。36:18そして、青銅の輪五十を作り、その天幕を連ね合わせて一つにした。36:19また、あかね染めの雄羊の皮で、天幕のおおいと、じゅごんの皮で、その上にかけるおおいとを作った。
36:20また幕屋のためにアカシヤ材をもって、立枠を造った。36:21枠の長さは十キュビト、枠の幅は、おのおの一キュビト半とし、36:22枠ごとに二つの柄を造って、かれとこれとをくい合わせ、幕屋のすべての枠にこのようにした。36:23幕屋のために枠を造った。すなわち南側のために枠二十を造った。36:24その二十の枠の下に銀の座四十を造って、この枠の下に、その二つの柄のために二つの座を置き、かの枠の下にも、その二つの柄のために二つの座を置いた。36:25また幕屋の他の側、すなわち北側のためにも枠二十を造った。36:26その銀の座四十を造って、この枠の下にも二つの座を置き、かの枠の下にも二つの座を置いた。36:27また幕屋のうしろ、西側のために枠六つを造り、36:28幕屋のうしろの二つのすみのために枠二つを造った。36:29これらは、下で重なり合い、同じくその頂でも第一の環まで重なり合うようにし、その二つとも二つのすみのために、そのように造った。36:30こうして、その枠は八つ、その銀の座は十六、おのおのの枠の下に、二つずつ座があった。
36:31またアカシヤ材の横木を造った。すなわち幕屋のこの側の枠のために五つ、36:32また幕屋のかの側の枠のために横木五つ、幕屋のうしろの西側の枠のために横木五つを造った。36:33枠のまん中にある中央の横木は、端から端まで通るようにした。36:34そして、その枠を金でおおい、また横木を通すその環を金で造り、またその横木を金でおおった。
36:35また青糸、紫糸、緋糸、亜麻の撚糸で、垂幕を作り、巧みなわざをもって、それにケルビムを織り出した。36:36また、これがためにアカシヤ材の柱四本を作り、金でこれをおおい、その鉤を金にし、その柱のために銀の座四つを鋳た。36:37また幕屋の入口のために青糸、紫糸、緋糸、亜麻の撚糸で、色とりどりに織ったとばりを作った。36:38その柱五本と、その鉤とを造り、その柱の頭と桁とを金でおおった。ただし、その五つの座は青銅であった。

第37章

37:1ベザレルはアカシヤ材の箱を造った。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半、高さは一キュビト半である。37:2純金で、内そとをおおい、その周囲に金の飾り縁を造った。37:3また金の環四つを鋳て、その四すみに取りつけた。すなわち二つの環をこちら側に、二つの環をあちら側に取りつけた。37:4またアカシヤ材のさおを造り、金でこれをおおい、37:5そのさおを箱の側面の環に通して、箱をかつぐようにした。37:6また純金で贖罪所を造った。長さは二キュビト半、幅は一キュビト半である。37:7また金で、二つのケルビムを造った。すなわち、これを打物造りとし、贖罪所の両端に置いた。37:8一つのケルブをこの端に、一つのケルブをかの端に置いた。すなわちケルビムを贖罪所の一部として、その両端に造った。37:9ケルビムは翼を高く伸べ、その翼で贖罪所をおおい、顔は互に向かい合った。すなわちケルビムの顔は贖罪所に向かっていた。
37:10またアカシヤ材で、机を造った。長さは二キュビト、幅は一キュビト、高さは一キュビト半である。37:11純金でこれをおおい、その周囲に金の飾り縁を造った。37:12またその周囲に手幅の棧を造り、その周囲の棧に金の飾り縁を造った。37:13またこれがために金の環四つを鋳て、その四つの足のすみ四か所にその環を取りつけた。37:14その環は棧のわきにあって、机をかつぐさおを入れる所とした。37:15またアカシヤ材で、机をかつぐさおを造り、金でこれをおおった。37:16また机の上の器、すなわちその皿、乳香を盛る杯および灌祭を注ぐための鉢と瓶とを純金で造った。
37:17また純金の燭台を造った。すなわち打物造りで燭台を造り、その台、幹、萼、節、花を一つに連ねた。37:18また六つの枝をそのわきから出させた。すなわち燭台の三つの枝をこの側から、燭台の三つの枝をかの側から出させた。37:19あめんどうの花の形をした三つの萼が、節と花とをもって、この枝にあり、また、あめんどうの花の形をした三つの萼が、節と花とをもって、かの枝にあり、燭台から出る六つの枝をみなそのようにした。37:20また燭台の幹には、あめんどうの花の形をした四つの萼を、その節と花とをもたせて取りつけた。37:21また二つの枝の下に一つの節を取りつけ、次の二つの枝の下に一つの節を取りつけ、さらに次の二つの枝の下に一つの節を取りつけ、燭台の幹から出る六つの枝に、みなそのようにした。37:22それらの節と枝を一つに連ね、ことごとく純金の打物造りとした。37:23また、それのともしび皿七つと、その芯切りばさみと、芯取り皿とを純金で造った。37:24すなわち純金一タラントをもって、燭台とそのすべての器とを造った。
37:25またアカシヤ材で香の祭壇を造った。長さ一キュビト、幅一キュビトの四角にし、高さ二キュビトで、これにその一部として角をつけた。  37:26そして、その頂、その周囲の側面、その角を純金でおおい、その周囲に金の飾り縁を造った。37:27また、その両側に、飾り縁の下に金の環二つを、そのために造った。すなわちその二つの側にこれを造った。これはそれをかつぐさおを通す所である。37:28そのさおはアカシヤ材で造り、金でこれをおおった。
37:29また香料を造るわざにしたがって、聖なる注ぎ油と純粋の香料の薫香とを造った。

第38章

38:1またアカシヤ材で燔祭の祭壇を造った。長さ五キュビト、幅五キュビトの四角で、高さは三キュビトである。38:2その四すみの上に、その一部とし、それの角を造り、青銅で祭壇をおおった。38:3また祭壇のもろもろの器、すなわち、つぼ、十能、鉢、肉叉、火皿を造った。そのすべての器を青銅で造った。38:4また祭壇のために、青銅の網細工の格子を造り、これを祭壇の出張りの下に取りつけて、祭壇の高さの半ばに達するようにした。38:5また青銅の格子の四すみのために、環四つを鋳て、さおを通す所とした。38:6アカシヤ材で、そのさおを造り、青銅でこれをおおい、38:7そのさおを祭壇の両側にある環に通して、それをかつぐようにした。祭壇は板をもって、空洞に造った。
38:8また洗盤と、その台を青銅で造った。すなわち会見の幕屋の入口で務をなす女たちの鏡をもって造った。
38:9また庭を造った。その南側のために百キュビトの亜麻の撚糸の庭のあげばりを設けた。38:10その柱は二十、その柱の二十の座は青銅で、その柱の鉤と桁は銀とした。38:11また北側のためにも百キュビトのあげばりを設けた。その柱二十、その柱の二十の座は青銅で、その柱の鉤と桁は銀とした。38:12また西側のために、五十キュビトのあげばりを設けた。その柱は十、その座も十で、その柱の鉤と桁は銀とした。38:13また東側のためにも、五十キュビトのあげばりを設けた。38:14その一方に十五キュビトのあげばりを設けた。その柱は三つ、その座も三つ。38:15また他の一方にも、同じようにした。すなわち庭の門のこなたかなたともに、十五キュビトのあげばりを設けた。その柱は三つ、その座も三つ。38:16庭の周囲のあげばりはみな亜麻の撚糸である。38:17柱の座は青銅、柱の鉤と桁とは銀、柱の頭のおおいも銀である。庭の柱はみな銀の桁で連ねた。38:18庭の門のとばりは青糸、紫糸、緋糸、亜麻の撚糸で、色とりどりに織ったものであった。長さは二十キュビト、幅なる高さは五キュビトで、庭のあげばりと等しかった。38:19その柱は四つ、その座も四つで、ともに青銅。その鉤は銀、柱の頭のおおいと桁は銀である。38:20ただし、幕屋および、その周囲の庭の釘はみな青銅であった。
38:21幕屋、すなわちあかしの幕屋に用いた物の総計は次のとおりである。すなわちモーセの命に従い、祭司アロンの子イタマルがレビびとを用いて量ったものである。38:22ユダの部族に属するホルの子なるウリの子ベザレルは、主がモーセに命じられた事をことごとくした。38:23ダンの部族に属するアヒサマクの子アホリアブは彼と共にあって彫刻、浮き織をなし、また青糸、紫糸、緋糸、亜麻糸で、縫取りをする者であった。
38:24聖所のもろもろの工作に用いたすべての金、すなわち、ささげ物なる金は聖所のシケルで、二十九タラント七百三十シケルであった。38:25会衆のうちの数えられた者のささげた銀は聖所のシケルで、百タラント千七百七十五シケルであった。38:26これはひとり当り一ベカ、すなわち聖所のシケルの半シケルであって、すべて二十歳以上で数えられた者が六十万三千五百五十人であったからである。38:27聖所の座と垂幕の座とを鋳るために用いた銀は百タラントであった。すなわち百座につき百タラント、一座につき一タラントである。38:28また千七百七十五シケルで柱の鉤を造り、また柱の頭をおおい、柱のために桁を造った。38:29ささげ物なる青銅は七十タラント二千四百シケルであった。38:30これを用いて会見の幕屋の入口の座、青銅の祭壇と、それにつく青銅の格子、および祭壇のもろもろの器を造った。38:31また庭の周囲の座、庭の門の座、および幕屋のもろもろの釘と、庭の周囲のもろもろの釘を造った。


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